留学先：ドイツ・ダルムシュタット科学技術大学
留学期間：2019年3月〜2020年2月
留学開始時の所属・学年：芸術工学府 デザインストラテジー専攻 ストラテジックアーキテクトコース２年生

留学の感想
①成果
留学前に計画していた、集合住宅再生の先進的な事例の現地調査と設計事務所でインターンシップを行った。集合住宅地を実際に訪れることで、実際に住んでいる人達の生活感や地域の雰囲気を感じることができ、日本の集合住宅との違いを見つけることができた。設計事務所でのインターンシップは、フランクフルトに新たに建てる集合住宅の基本設計に携わり、クライアントとのミーティングや社内ミーティングなどを重ね、ドイツの集合住宅の設計技術だけでなく、事業の進め方を体験した。

②課題
設計事務所でのインターンシップでは、多くの経験を得られたものの、語学で後悔する場面もあった。所員全員が英語を話すことができ、基本的には問題なく業務を行うことができたが、ミーティングや重要な話をする際にはドイツ語での会話が多く理解することができなかった。現地の言葉を理解するようになるのはかなり大変ではあると思うが、それだけ得られるものは大きいと感じた。

これから留学する学生へのアドバイス
ドイツはヨーロッパの他の国に比べると物価も安く比較的安全なため、充実した生活を送ることができ留学の目標を達成することに集中して取り組むことができると思います。現地の学生もサポートしてくれるので、とにかく行動をして、限られた留学期間でいろんな経験ができるように頑張ってください。