日本では、就職活動のことをよく「就活」と略します。日本の「就活」スタイルはおそらくあなたの母国と少し異なります。日本での仕事を見つけるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

まず第一に、面接の際にはスーツを着用する必要があります。就活用のスーツは一般的に「リクルートスーツ」と呼ばれ、白いシャツと黒いジャケット、黒いズボンまたはスカートで構成されています。これらのアイテムは、“洋服の青山”や“AOKI”などの衣料品店で購入することができます。最近では服装を指定しない企業もありますが、日本人の就活生は、例え指定されてなくとも未だスーツを着用する傾向にあります。私は指定されてない場合、スーツではなくオフィスカジュアルな服装を着用していましたが、何を着るかはあなた次第です！

第二に、就活を始めるタイミングは予想以上に早いです。ほとんどの日本の学生は大学3年生や4年生で就活を始めます。通常学生は3年生の夏、７月もしくは８月にインターンシップに参加します。つまり5月や6月に企業への応募書類を提出しなければいけません。インターンシップは冬にも開催される傾向にあり、夏に参加できなくても落ち込む必要はありません。そして、2月や3月には、ほとんどの企業が本選考に関する情報を開示します。興味のある企業にエントリーシートを提出し、面接を受けます（3年生の終わり、もしくは4年生の開始時期）。私は留学生との交流を通じて、日本の就活の時期が他の国に比べて早いことを知り、とても驚きました。また、最近の傾向として、日本の多くの大手企業が外国人採用に積極的に取り組んでいます。その場合、留学生だけの特別な選考があるかもしれません。是非興味のある企業のウェブサイトを覗き確認してみてください。

最後に、九州大学の就活アドバイザーを頼ることをお勧めします。九州大学には各キャンパスにアドバイザーがいますので、もし就活をする上でわからないことがあれば聞くことができます。九大の就活ウェブサイトから、自分の都合の良い時間に予約してみてください。さらに、アドバイザーは年間を通じて就活イベントを開催しています。ウェブサイトでは、先輩学生からの就活に関するアドバイスを閲覧することもできます。彼らは、内定先の企業や選考のスケジュール、また就活で気をつけていたことなど就活体験記を共有しています。あなたが就活で息詰まったとき、きっと助けてくれることでしょう。

他に就活での心配事はありますか？例えば、日本語に自信がないなど。それは日本人の友達を作ることで解決するかもしれません。私もあなたの友達になることができます！私が日本語を教える代わりに英語や他の言語を教えてください！留学生の皆さんが日本で働きたいという気持ちは、日本人として大変嬉しいです。あなたの日本での生活が幸あるものでありますように。

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Writerについて

久住香奈
私は九州大学大学院芸術工学府音響設計コース修士一年です。 卒業後のデンマーク留学のため英語とデンマーク語を勉強しています。芸工サポーターになってから、さまざまな留学生たちとの交流を楽しんでいます。もし何か言語の問題でお困りでしたらお声掛けください。わたしが通訳します！