在学生の方
オランダ・アムステルダムでの留学生活 2025-2026
留学先:アムステルダム応用科学大学
留学期間:2025年9月〜2026年7月
留学開始時期の所属・学年:芸術工学部芸術工学科 未来構想デザインコース3年
(国際プログラム4期生)
私は同大学所属の教育機関であるDigital Society Schoolと、アムステルダム応用科学大学のCommunication and Multimedia Designコースに半年間ずつ在籍しました。
Digital Society Schoolでは、デザイン思考やAIについて学びながら、世界各国から集まった学生と共に、実際に現地企業が抱える課題解決を目的としたトレーニーシッププログラムに参加しました。私はオランダ公営放送局VPROと協働し、地政学やジャーナリズムに関連した課題へ取り組みました。毎月行われる共同企業とのミーティングや外部へのインタビューなど、英語でのコミュニケーションはもちろんのこと、異なる価値観や考え方をもつ人々とのプロジェクトの進め方に最初は苦労しましたが、口語によるコミュニケーションだけではなく、絵を描いたり、時には翻訳機を用いたりして、よりお互いの理解が深まるような工夫を行いました。また、チーム内で議論の時間とは別に、お互いの趣味や経験について話す時間を積極的に設けたことで、それぞれのスキルや性格についてより理解することができ、多角的な視点を含めた議論を円滑に進めることができました。
Communication and Multimedia Designコースでは、デジタル技術を用いて都市空間をインタラクティブにするためのデザインを提案しました。Urban DesignやDigital Designなど、毎週、様々なトピックの講義を受講し、3~4名程度のグループで、アイデア出しからプロトタイプ制作、発表までを4日間で行いました。また、ドイツの首都ベルリンへフィールドトリップを行い、様々な美術館を訪れたり、スタートアップ企業を訪問したりしながら、多様なアイデアや表現方法を学びました。最終プロジェクトでは、アムステルダム内から、ある場所を選択し、その場所をインタラクティブにするためのアイデアを発表しました。タイトなスケジュールであったため、常にスケジュール感を持ちながら、メンバーと密にコミュニケーションを取っていました。グループワークが多いことやこれまでとは異なる評価基準に苦労しましたが、先生からのサポートや他の留学生と助け合いながら、最終的には努力を評価していただくことができました。
学業以外の面では、周辺の国々へ旅行に行ったり、ヨーロッパでしか経験できないことへ積極的に挑戦したりしました。特に、オランダは世界的にも多様な国であるため、日常生活を通して、様々な価値観やデザインに触れることができたと感じています。私はこの留学生活を通して、日本に住んでいるだけでは目にすることのできない景色や経験、自分自身に出会うことができました。あくまで留学は一つの方法ですが、このレポートを通して、一度でもいいので、海外へ挑戦したいと考える人が増えることを願っています。
