在学生の方

フィンランド・アールト大学での留学生活2023

留学先:アールト大学
留学期間:2023年1月~2023年12月 
留学開始時期の所属・学年:芸術工学府 芸術工学専攻 環境設計コース

アールト大学の名前の由来にもなっているアルヴァ・アアルトが好きで、フィンランドの建築、家具の勉強がしたかったからこの大学を選びました。また、多くの交換留学生がいると聞いていたので日本とは別の文化や考え方の学生と一緒にデザインをしてみたかったから選びました。

芸工ではなかな自分の専門外の授業は取れませんが、アールト大学ではさまざまなジャンルのアートの授業を受けることができ、工房も自由に使えるため制作活動の幅がとても広がりました。授業もフィンランド人が半分くらいで、後は留学生なのでさまざまな国の文化や考え方を共有することができることが魅力です。

初めのセメスターの履修登録がうまくできず困難に直面しましたが、友達に聞いたり、受けたい授業の教授にメールしたら受け入れてくれて解決できました。

自分の専門である建築以外に、家具やアート活動といった別のジャンルの制作ができたので建築分野にそれらの知識や感性を活かせると感じました。また、今後は専門分野である建築においてこの一年で感じたり、見たりしたものを落とし込みデザインをしていきたいと思っています。

自分もほとんど英語が喋れない状態で留学しました。しかし、授業でも友人や教授は優しく教えてくれるし、躊躇わずに話しかければなんとかなるので、英語力に自信がないからという理由で留学を躊躇うことはしないほうが良いと思います。また、学期の間などでフィンランド国内、ヨーロッパ各国に旅行し、日本にいては感じたり、見ることができない文化や、建築を見ることができるのでぜひ留学してほしいと思います

宮島 一真

エスポーの風景
制作した作品