在学生の方

ドイツ・ケルンでの学生生活2023-2024

留学先:ケルン応用科学大学
留学期間:2023年9月~2024年2月 
留学開始時期の所属・学年:芸術工学府 芸術工学専攻 メディアデザインコース

この大学を選んだ大きな目的は、修士論文のための調査を海外で行うためでした。それに加えて英語の学習もしたかったため池田先生に相談したところ、英語での授業も行われているこちらの大学を紹介してもらい、この大学に決めました。

授業形態がほとんど学生主導で進んでいき、教授はそれをサポートしたり、導いたりすることに徹している部分が魅力的でした。授業だけでなく、学校内のカフェテリアやワークショップなど学生が意欲的に何かを企画し、人を集め、みんなもそれらに積極的に参加していて向上心が刺激されました.

とにかくトラブル続きでストレスが溜まるため、なるべく毎日学校か外に出て人と話すようにしていました。基本的に何か手続きをしようとしてオンラインやメールなどで申請をすると、返事が返ってこないか、その前の段階でまた異なるトラブルが発生するため、人に最大限頼り早めに行動することが大事でした。死ぬこと以外は仕方ないと諦めることも大切でした。

修士論文のための研究結果、英語力、タイポグラフィー・映像制作・オーディオビジュアルに関するスキルや、文化の違いや価値観の違いに対応する考え方、とんでもないことが起きたときの対応力、親友と言える友人たちを得ることができました。今後はさらに英語力を伸ばし、もっとちゃんと喋れるようになりたいです。

何が起きても死ぬこと以外全部楽しめたら、大体全部根性で乗り越えられます。自信を持ち、支えてくれる人に感謝して最大限力を貸してもらい、その人たちの誘いには可能な限り全部のることが大切だと思います。最初はトラブル続きで学校生活や本来の目的に集中できず、何しにきたのかと後悔する瞬間もありましたが、最後の達成感と友人との関係がかけがえのないものになりました。また、修士論文の時期と留学先の卒業プレゼンの時期が被り大変な思いをすることになるため、修士2年の修論の時期に交換留学をするのはお勧めしません。

濱崎 光

ケルン大聖堂横のクリスマスマーケット

motion experience labでのパフォーマンス