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日本留学のための賢い荷造り ~必需品と節約術~

日本留学のための荷造りは結構ジレンマになります。私は自分に問いかけてみました: 荷物に入れるべき必需品は何だろうか(制限があるからよく考える必要があります)。例えば、接続コンバーター(特にノートパソコン用)などの電子機器、そしてもちろん、衣類はどのくらい持って行くべきか(荷物の8割以上を占めるでしょう)。ズボンは何枚?シャツは?下着は?などなど。

そんな時、すでに学生としてこの国での生活を経験していた友人が、(多くの人が知っているように)日本には衣服や電化製品が豊富に揃っているので、持っていく服の量はそれほど多くなくてよいと教えてくれました。このアドバイスを念頭に置き、一抹の不安を感じながらも、私は荷物をまとめて冒険に乗り出すことにしました。

福岡に住み始めて数ヶ月後、私は友人がいかに正しかったかに気づきました。日本には、国産、海外産を問わず、驚くほど多様な商品やブランドが揃っています。電子機器に関しては、ご想像の通り、どの都市においても、ごく小さなケーブルからコンピューターそのものや写真撮影のための機材まで、驚くほど豊富なテクノロジー製品が取り揃えられています。個人的には、ノートパソコンの充電器、カメラ、スマートフォンは持参し、そのほか過度に電化製品を持ってくるのは避けたのですが、これは良い判断だったと思います。日本で時間が経つにつれて、いろいろなものが必要になってきたのですが、どれも良心的な価格で高品質なものを見つけることができました。

衣料品とその価格について(これは常に旅行の優先事項ですね)、私がかなり有益で費用対効果が高いと感じたのは、ユニクロと古着屋です。多くの人が知っているように、日本人は身の回りのものや持ち物を大切にするという評判がありますが、そのことは古着屋にも反映されています。

私の母国にはユニクロはありませんでしたが、ここでユニクロを発見して世界が広がりました。ユニクロは有名な衣料品小売チェーンで、手頃な価格で高品質の衣料品を提供しています。ユニクロは、ベーシックで機能的な衣服に焦点を当て、ミニマルで実用的なデザインを採用していることで有名です。一方、2nd ストリートのようなリサイクルショップでも、手頃な価格で高品質な衣料品を手に入れることができます(日本人は衣服に至るまで細心の注意を払うので品質がいいのです)。こうした店は全国にあり、特に大橋キャンパス近辺(自転車で約10分)や井尻、高宮といった駅の近くにも発見できます。さらに、Favol!(インスタグラムで検索可能)のような中古専門店もあります。このような中古専門店では、女性用の衣料品が豊富に揃っています。またBirthdayでは、子供用の衣料品も扱っています。

個人的には、日本のリサイクルショップは、品揃えが豊富で割が良いと思います。これらの店は(他の国で見られるような)ジャンクショップやアンティークショップではありません。日本では、引っ越しをする人や狭い家に住む人が物を捨てなければならない場合、お金がかかります。したがって、人々は通常、使用しなくなったけれど良い状態の物を片付けたいとき、出費を最小限に抑えるために、リサイクルショップに物を「売る」のです(その売り上げは少額なのですが)。日本の処分制度は有料であるため、特に引っ越しをする人や、物を置く空間が限られている人の場合、出費を抑えるためにリサイクルショップに品物を売るよう促されるのです。リサイクルショップでは、衣料品だけでなく、家電製品、家具、日用品、靴、おもちゃなど、さまざまなものが売られています(寮からアパートへの引っ越しの際に最適です)。

まとめると、衣服や電化製品をたくさん持っていかなければとストレスを感じる必要はないのです。本当に必要なものだけ持っていけばいいし、それ以上必要なものがあったとしても、日本で素晴らしい選択肢から選んで購入すればいいだけですので、安心してくださいね。

<執筆者について>
Hector Alejandro Palomo Reyes
芸術工学府メディアデザインコース 修士1年

私はグアテマラから来た修士課程の留学生です。デザイン、写真、文章を書くことが大好きです。新しい友達を作ったり、お互いのことを話すのがとても楽しいです。私と一緒に、日本文化を巡る忘れられない旅に出かけましょう。

<翻訳者>
長谷川愛
芸術工学府人間生活デザインコース 修士2年

私は外国の文化にとても興味があります。なかでも中国文化が大好きです。芸工で留学生と友達になると、自分の視野が広がるのでわくわくします。芸工は、自分のクリエイティビティを高められるだけでなく、国際的な視野を広げられる場所でもあります。留学生も日本人学生も、芸工の国際性を活用しましょう!