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【開催報告】災害被災木を用いたカリンバ制作・演奏による復興支援国際交流プロジェクト
2025年5月23日から25日にかけて、九州大学大学院芸術工学研究院は台湾師範大学芸術学院との国際交流プロジェクト「災害被災木を用いた楽器(カリンバ)制作および演奏を通した復興支援」を実施いたしました。
このプロジェクトは、災害で被害を受けた木材をアート作品として再生することで、被災者の心を癒し、災害の記憶の伝承していくことを目的としています。音楽とアートの力を通じて、災害からの復興を支援する取組です。
23日には、台湾師範大学芸術学院から林震煌教授、陳淑華教授をはじめとする教員4名と学生6名をお迎えし、国際交流ミーティングとキャンパスツアーを実施しました。ミーティングでは、芸術工学研究院の知足美加子教授が福岡県朝倉市の災害被災木について詳細に説明され、その後、知足教授と芸術工学部の学生によるカリンバのミニコンサートが開かれました。小さな楽器から響く優しい音色が、参加者の心を和ませる印象的な時間となりました。
24日と25日には、実際に災害被災木を用いたカリンバ制作ワークショップがおこなわれ、台湾と日本の学生たちが協力して楽器作りに取り組みました。完成したカリンバによる演奏会は、九州大学大橋キャンパスの音響特殊棟録音スタジオで行われ、両校の想いが込められた美しい音色が収録されました。
本プロジェクトの詳細は、下記、九州大学芸術工学部知足研究室ウェブサイトMILLをご参照ください。
災害被災⽊カリンバ制作・演奏による復興⽀援(九大芸工×台湾師範大学)
演奏動画:災害被災木カリンバWS・九大芸工×台湾師範大学 (2025年5月23-25日)


