九州大学へ留学したい方

芸術の秋、スポーツの秋、そしてお祭りの秋?!

11月は楽しいことがたくさん。秋が深まり、日本中が紅葉に包まれます。そして、芸工祭も開催されます!

月の初めから、キャンパスでは芸工祭の準備が始まり、学生たちが資材などを持って、いろいろな場所に行き来していました。昨年、私は初めてこの芸工祭に参加しましたが、その出し物の多さと楽しい雰囲気にとても驚きました。よって今年こそは芸工祭に参加して思う存分楽しみたいと思っていましたが、ついに達成することができました!

私は現在、「芸工サポーター」というグループに所属しています。大橋キャンパスの学生の様々な活動を支援したり、留学生に向けて歓迎会などのイベントを催したりしています。あるサポーター会議で、我々も芸工祭に参加し、学生だけでなく芸工祭に来てくれた一般の方々とも共に楽しめるようなイベントを企画しようという議題が上がり、これが大橋キャンパスの学生として、芸工サポーターとして、最高の経験のひとつに繋がることとなりました。

芸工祭は11月3日(金)から5日(日)まで開催され、芸工サポーターは折り紙、妖怪のお絵かき、かるたの3つの日本文化にまつわるイベントを企画しました。それぞれのイベントは11月5日(日)に2回行われ、子どもからお年寄りまで、またさまざまな国籍の参加者が集まりました。

どのイベントも、何かを作り共有することに焦点を当てています。最初は折り紙のワークショップで、参加してくれた方は鶴、アヤメ、手裏剣の3種類のアイテムを作ることができます。2つ目のワークショップは、自分だけの妖怪(日本の神話に出てくるような幻想的な生き物)を作るというものです。日本の妖怪の歴史についての簡単な説明の後、自分が思いつくオリジナルの妖怪を作成し、その作品を周りの人と共有します。最後のかるたは、まず、かるたを作るところから始まり、参加者それぞれの出身国のことわざや絵に基づいたかるたを作り、グローバルなかるたを作りました。そして、これらのカードを使い、グループの一人がフレーズを読み、その他の人はそのフレーズを指しているカードに触れ、一番早くそのカードを取った人が勝ちです。この日は、参加してくれた方々だけでなく、私たちにとっても楽しいイベントとなりました。

このイベントを終えて、参加してくれた方々全員が楽しむことができたようでとても嬉しいです。そして念願の芸工祭に参加でき、とても幸せです!

————————————————

<執筆者について>

Hector Alejandro Palomo Reyes
芸術工学府メディアデザインコース 修士1年

私はグアテマラから来た修士課程の留学生です。デザイン、写真、文章を書くことが大好きです。新しい友達を作ったり、お互いのことを話すのがとても楽しいです。私と一緒に、日本文化を巡る忘れられない旅に出かけましょう。

<翻訳者>
久住香奈
私は九州大学大学院芸術工学府音響設計コース修士2年です。

卒業後のデンマーク留学のため英語とデンマーク語を勉強しています。芸工サポーターになってから、さまざまな留学生たちとの交流を楽しんでいます。もし何か言語の問題でお困りでしたらお声掛けください。わたしが通訳します!