在学生の方
フィンランド・アールト大学での留学生活2024
留学先:アールト大学
留学期間:2024年1月〜2024年6月 (訪問研究員期間 2024年8月〜2025年1月)
留学開始時期の所属・学年:大学院芸術工学府芸術工学専攻 博士課程 2年
私はこれまで、旅行を含めて一度たりとも日本から出たことはありませんでした。しかし、学部からずっと同じ環境に8年も身を置いていることもあり、漠然と遠いどこかに行きたいと思っていました。その上、九大にゲストアーティストが来た際に英語で全く喋れなかったことも相まって、留学を決意しました。
私は研究で、微生物をインクとした視覚メディア作品の制作を行なっています。このような生物(学)とアートを横断するような実践をしている機関や研究者・アーティストを芸工の部局間交換留学先の中から探し、結果としてアールト大学への留学を決めました。アールト大学は、木工、金工、ガラス、デジタルファブリケーションといったように部門でそれぞれ工房があり、ほぼなんでも作ることができる環境があります。その中に、「Biofilia」と呼ばれる、デザイン・アート分野のための生物実験室があり、私の研究にはうってつけの環境でした。実際の大学生活は、授業をとりつつ、事前に調べていた教授やスタッフに個人的に話に行き、「RAT-research group」という研究室に入ることができました。ここでは、メンバーと一緒にワークショップや展示を行いました.
フィンランドでは英語が母国語でない人ばかりで、話せない気持ちを理解してくれる上、語彙も難しくないので、英語圏への留学よりもハードルはかなり低いのかなと思います。特にアールト大学は交換留学生がとても多く、渡航前でほぼ英語が話せない状態でも,はじめの週から優しい友達に恵まれ、毎日5人以上の会話で鍛えられて馴染めるようになりました。大人数で旅行したり、特大オーロラを自宅の前で見ることができたり、サウナで知り合ったおじさんの結婚式に参列したり、研究と生活両面で充実した留学でした。





