留学先：イタリア　ミラノ工科大学
留学期間：2018年9月〜2019年８月
留学開始時の所属・学年：学部４年生

留学の感想
①成果
たった一年で、自分のスキルが大きく変わったかと言われると不安ではありますが、海外の学生が何をどう勉強しているのか、また日本の教育制度と自分が受けてきた教育の見直しや立ち位置を確認できるいい機会だったように思います。
日本以外での暮らし方もある、というイメージをつかめたことが一番の成果かもしれません。
②課題
みなさん、ソフトや機材や印刷など、たくさんの技術を使いこなせていて、仕事をしているかのようで、同じ学生には見えませんでした。頭で考えるばかりでなく、手を動かしてどんどんアウトプットし出力していく力をつけておくべきでした。

これから留学する学生にアドバイス
つねに目標を持って行動するに越したことはありませんが、挫折し、なにも手につかなくなることが出てくるかもしれません。そんなときは、学校に行けなくてもいいので、とにかく家を出て、散歩してみたり違うコミュニティを持ってみたりして、家にこもらないことだけは気をつけてほしいです。一生懸命やったことは、大きな成果がすぐには得られずとも、自信になると思います。日本とはまた違う環境を、楽しんでください。

留学先での生活全般に関することで、困った点や改善してほしかった点、またそれに対する改善案
渡航してすぐ、役所での公的な手続きが必要となりますが、郵便局や警察署など、英語が通じない場合がほとんどです。帰りに荷物を送りたい際も、国際便に必要な書類など、言葉が通じなくて一苦労でした。周りにいた英語ができる人たちに助けてもらいながら、なんとかやっていました。待ち時間もとーっても長く、日本人にとっては辛いかもしれません。