留学先：アムステルダム応用科学大学 mediaLAB Amsterdam
留学期間：2016 年1 月下旬〜2016 年7 月中旬
留学時の所属と学年：芸術工学部 芸術情報設計学科 3 年〜4 年

⼤学を選んだ理由
私の場合いくつかの選択肢から今の⼤学を選んだわけではなく、食堂に貼ってあった交換留学のポスターを見て『これだ！』と思い応募しました。以前に同じプログラムに参加した方からも話を聞き、行く価値があるとのことあったので迷いは一切ありませんでした。

大学生活
私の留学プログラムはアムステルダム応用科学大学の研究期間のひとつであるmediaLAB Amsterdam でインターン生として勉強しています。約5 ヶ月間行われるプロジェクトです。4、5 人でひとつのチームを組み実際の企業のバックアップのもと取り組んでいます。私はスキポールグループと協力して行っていますが、今季ですと他のチームはesa やAmsterdam Rainproof などの会社が協力しています。来季ですとcisco とのプロジェクトもあるみたいです。授業の方ですが、ほとんどありません。3 週間に1 回か2 回ほどプロジェクトを進めていく上で必要なことを学びますが、それ以外はチームごと自分たちのプロジェクトを進めていきます。言語は英語になります。日本人学生は自分の知る限りひとりもいません。

生活に関して
私はアムステルダム郊外のDiemen というところに住んでいます。学校までは自転車で25 分くらいです。オランダは自転車大国で、自転車専用道路も普及しています。自転車がないと本当に不便です、オランダについたらまず手に入れましょう。スーパーですが、日曜日は営業時間が短くはなりますが、営業はしているので非常に住みやすいです。外食すると高くつきます。あまりお勧めはしません。一ヶ月の生活費ですが、自分の場合は家賃や光熱費は学校が払ってくれているため一体月にいくらかかっているかわかりません。生活費は食費だけなので月300 ユーロくらいですんでいますが、インターン生として企業から給料が支払われるため食費等は十分それでまかなえています。休日はここぞとばかりに旅行しています。

留学前/着いてからの手続き
私は留学を決めてから出発まで1 ヶ月しかなく非常に大変でしたが、主な手続きは学校側が行ってくれますので必要書類を送るだけです。家も学校が探してくれました。九大側の留学手続き書類もしっかり記入しましょう。私は年末年始をはさみ焦っていたのもありますが、適当に書いてしまい怒られました。九大を代表して留学しているのだと自覚を持ちましょう。空港のイミグレではパスポートだけあれば大丈夫でした。オランダについてからはIND でResidence Permit Card を発行し、市役所でBSN を発行したら住民登録に関する作業は終了です。BSN がないと銀行口座を開くことができません。銀行によっては後から提示すればいいところもあります。

最後に
自分の留学は一般的な交換留学とは少し異なり、あまり参考にならないかもしれませんが、こういうのもあるんだなと思っていただけたら幸いです。お金もほとんどかかってませんし。

合田真規