九州大学へ留学したい方

P.E.A.S(Practice English in Art and Science Workshop)

南区では毎年7月から8月にかけて、区内近隣の大学に呼びかけて「南区こども大学」を開催しています。この事業では、周辺地域の学校に通う小学生とその家族が、自分たちが希望するワークショップに申し込むことができます。

今回のワークショップは、九州大学大学院芸術工学府のさまざまなコースに所属する修士課程の留学生が講師となり、2023年7月22日(土)9:00〜12: 00に大橋キャンパスで開催されました。当日は、12家族(親子合わせて最大3名)、総勢25名が参加しました。このワークショップには複数の主な目的があり、それはリサイクル材料を使って作品を作る方法を子どもたちに教えること、作っている間に子どもたちが簡単な英単語を練習できること、そして留学生と日本の地域コミュニティとの交流を促進することでした。

ワークショップの中では、様々なアクティビティが行われました。最初のアクティビティは、アイスブレイクを兼ねて、参加者一人ひとりを紹介するボール投げゲームでした。メインのアクティビティは、リサイクル材料を使って行う「エア」カーの製作で、英語と日本語の両方で指示が出されていました。子どもたちは創造力を駆使して「エア」カーに飾り付けし、恥ずかしさを克服していました。その後、子どもたちはレースやデモンストレーションで自分の作品を試しました。また、ビンゴゲームも行い、趣味や好みについて互いに質問し合うなど、参加者同士の信頼関係も深まりました。ワークショップは、主催者の心からの感謝の言葉で締めくくられ、参加者は素晴らしい体験と満面の笑顔、そして自分で作った機能的でかっこいい車を手にして帰りました。

私は留学生の立場として参加しました。ワークショップが子どもたちにどのような影響を与えるかを目の前で見ることができ、興味深かったです。最初は恥ずかしがっていた子もいましたが、最後にはみんなビンゴゲームや自分の「エア」カーのプレゼンテーションを怖がることなく楽しんでいました。また、子どもたちはイベント中、両親や他の子どもたちと過ごす時間を楽しんでいるようでした。

執筆者について
Hector Alejandro Palomo Reyes
芸術工学府メディアデザインコース 修士1年
私はグアテマラから来た修士課程の留学生です。デザイン、写真、文章を書くことが大好きです。新しい友達を作ったり、お互いのことを話すのがとても楽しいです。私と一緒に、日本文化を巡る忘れられない旅に出かけましょう。

翻訳者:芸術工学府人間生活デザインコース修士2年 長谷川愛
私は外国の文化にとても興味があります。なかでも中国文化が大好きです。芸工で留学生と友達になると、自分の視野が広がるのでわくわくします。芸工は、自分のクリエイティビティを高められるだけでなく、国際的な視野を広げられる場所でもあります。留学生も日本人学生も、芸工の国際性を活用しましょう!