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九州大学生

International Students

留学レポート

ドイツ カールスルーエでの留学生活 2019-20

留学先:ドイツ カールスルーエ造形大学
留学期間:2019年9月〜2020年8月予定(コロナにより4月中旬帰国)
留学開始時の所属・学年:修士課程 コンテンツ・クリエイティブデザインコース 2年

・留学の感想
①成果
今回の留学は新型コロナウイルスによって本来一年間の予定だったにも関わらず半年で帰国要請され、残りの半年は日本からオンライン留学(受講)するという、ある意味なかなか経験できないものとなりました。
ドイツでは、まず生活基盤を整えることから始まり、渡独関連の事務手続きも行い、学校では授業に参加し、最終的には作品制作を通して自分の表現を行いました。生活に慣れるまで時間を要しましたし周りの人のフォローも多くいただきましたが、会話も覚束ない中こういったことを実際に一人で成し遂げられたという事実は自分の人生において大きな意味を持ち、さらには「頑張ればなんとかなる」というチャレンジ精神にも似た自信へと繋がりました。
専門分野という面では、留学前の期待どおりに興味深い授業が目白押しで大いに刺激を受けました。多くが参加型の授業だったため他の参加者と意見を交わすことも多く、日本人にはない多様な考えは、帰国後の研究にも通じる要素となっています。
また、参加した授業の中で特に印象的だったのは、ジャム・セッションです。参加者がそれぞれ楽器を持ち寄り、ある程度テーマを決めてセッションを開始し、終わったらその録音を聴いてからそれぞれの感想や意見を述べて次のセッションに活かしていくという内容です。参加者全員が音楽的素養があるわけでもないのに思い切りよく音が重なっていく上、その音楽にはポップスやジャズといったジャンルの定まりも特にないまま全体としてまとまっていく、この体験は私にとって新鮮でした。
これはディスカッションや日常生活でもそうだったのですが、ドイツの(というより海外の)人は常に「yes」か「no」 の二択で私が曖昧に答えたらすぐさま「why?」と返ってくるくらい、自分の考えや意思に自信を持っていたのが印象的で、このセッションにおける音楽的表現もそれは同様だった気がします。つまり、素養など関係なく自分の表現したいことを率直に表現するという姿勢は、私の音楽的価値観に衝撃を与えたのです。
帰国後のオンライン留学中にもこのセッションの授業を引き続き受講でき、海外の受講生とのセッションを継続できたのは得難い経験でした。
さらに、異文化を体験するという点で、中世風の趣も数多く残るドイツで都市ごとに特徴の異なるいくつかのクリスマスマーケットへ参加できたり、ベルリンで年越しを過ごせたりしたことはよい思い出となりました。
特にベルリン旅行において、フィルハーモニーのジルべスターコンサートで本場の生演奏を堪能するという貴重な音楽体験を経た後、花火が飛び交う日本にはないお祭り騒ぎな年越しの様相には文化のギャップを実感しました。多くの美術館や博物館、聖堂などにも足を運び、実物の迫力に圧倒されながら広い世界とその歴史に深く関わるアートに触れたことによって、自身の視野を広げることができました。

②課題
新型コロナウイルスでオンライン留学に移行してしまったことで、そもそもの留学計画が狂ってしまったことは言うまでもありませんが、例えば、本来の対面授業でもう半年ドイツにいれたなら録音スタジオを使用したワークショップなども参加する予定でしたし、授業以外でも課外活動などにもっと活発にチャレンジしたかったという思いもあります。
生活に慣れるまで時間を要したため、半年という短期間で積極的な行動を起こすことは難しかったです。
その上で、再度HfGに行った際の課題を挙げるとすれば、更なる語学力です。
自分の考えをもっとうまく言葉で表現できたら、授業への参加度も自然に増え、理解度もより高まると思います。そういった意味でも英語は必須で向上の必要性を実感しました。
また、カールスルーエは渡独前に予想していたより英語が話せない人が多く、ドイツ語ができていればと思うこともあったので、簡単な会話ができるぐらいにはドイツ語も習得したいです。
留学を通して、何をやるにしてもコミュニケーションが最も重要ということは身にしみて感じたので、今後語学へ一層力を入れていきたいと考えています。

・これから留学する学生へのアドバイス
海外で一人過ごし学ぶ留学は準備段階から大変ですし、実際に現地に着いてからも何かと気苦労が絶えません。覚悟が必要です。ただ、その苦労以上の体験ができると断言できます。それはあなたの価値観を大きく揺らがし、世界の広さを実感できることでしょう。新型コロナウイルスでなかなか渡航自体が難しい現状にありますが、諦めないでほしいと思います。入念に準備できる時間が増えたとポジティブに捉えて頑張ってください。語学は大事ですよ!

・留学先での生活全般に関することで、困った点や改善してほしかった点、またそれに対する改善案
ドイツで生活する上で気をつけておきたいことは、日曜と祝日はスーパーが営業していないということです。
また、留学先で困ったことは、特殊な例だと思いますが大学のエレベーターに閉じ込められたことです(笑)今では笑い話ですが閉じ込められたとわかった時はかなり焦りました。非常用通話ボタンを押して対応してもらい(最初に通話に出てくれた方もドイツ語しか話せない人だった、、、)30分ほど待ってなんとか脱出できたのですが、こんな漫画みたいなことが起きるのだなと驚きました。こんなことに対策のしようもありませんが、実際に自分の身に起きてしまったらとにかく冷静になることが重要だと思います。

吉村 帆生

 

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